高木記

男子大学生です。怠惰です。脱怠惰が当面の目標。

学生祭マジック

 つい先週、学生祭が幕を閉じた。私にも学生祭マジックなるものが訪れるのではないかと少しばかり期待に胸を膨らませていたが、その胸はどこかに穴が開いたようである。学祭が終わった今ではちっとも膨らんでいない。こんな書き方をしている自分を嘲笑している自分の視線を背に受け、徒然と言を並べてみよう。

 学祭マジックはどこのマジシャンによるものなのか。マジシャンの数、キャパを考慮すると(あくまで私の推定である)、私のもとへたどり着けなくても仕方がない。来年は常にマジシャンの行動圏で過ごす学生祭にしよう。

 いや違う。このようなことを書きたいのではないのだ。今回の学生祭を通して私は、ある女性の虜になった。その女性の醸し出す雰囲気は私を幸せな世界へと誘う。彼女の口から発せられる方言を身にまとった言葉たちは実に私の耳のツボを得ている。前の記事で書いたマーマレードは彼女にあげた。(妄想の中でだが。)

 マーマレードという実在していることが明らかな物と一緒に、私の思いも届けられる日は来るのだろうか。そんな彼女はもうじきサークルを引退してしまう。早く行動せよ自分。